すっかり寒くなって来ましたね。
金木犀の香りで秋だなあ、としみじみ思っているブログ担当です。
先週は、日の出ブランドでおなじみ、キング醸造株式会社さんにお越しいただき、
勉強会を行っていただきました。

その内容は、「みりん・お酒、それぞれの種類と特性について」。
なんとなーくのイメージはあっても、詳しく訊かれると何が違うんやろう・・・
そんな方もいらっしゃるのでは。(※私も全然知りませんでした。笑)
今回のブログでは、教えていただいたお酒やみりんの特徴・特性についてお届けします!
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-目次-
1)みりんの種類と特性について
2)お酒の種類と特性について
3)その他、キング醸造さんのおすすめ商品について
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1)みりんの種類と特性について
・みりんは「本みりん」「みりんタイプ」「みりん風調味料」の3つに分類されます。
①「本みりん」:原料はもち米、米麹など。素材の旨味が感じられます。
食塩が含まれていないので、塩味にこだわる方が使用される事が多いそうです。
弊社でよく出ている商品では「おふくろの本みりん」が該当します。

② 「みりんタイプ」:本みりんに似ていますが、塩分が含まれています。
食塩を多く使う料理などに向いているという事です。
弊社でよく出ている商品では「みりんタイプA-20」が該当します。

③「みりん風調味料」:安価でテリ・ツヤ・上品な甘みを付与するために使用されます。
他の2つと比較して、味の浸透性をよくしたり、荷崩れを防止したりする 効果は薄いです。
勉強会では、高野豆腐に上記3種を染み込ませたものを試食させていただきました!
「全然分からへん!」という声もあがっていましたが(笑)←他人事ではない
「みりん風調味料」は食感がゴワゴワした感じ。
「みりんタイプ」は塩味を感じられる。
「本みりん」は自然な甘さ。塩は入っていないので塩味は感じられない。
という感じでした!!
そんな変わるのかなと思ったんですが、結構違いを感じられました。
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2)お酒の種類と特性について
続いてはお酒。
お酒は「清酒」「合成清酒」「料理酒・清酒タイプ」の3つに分類されます。
「清酒」:米や米麹などが原料。米の風味と独特な旨味があるのが特徴です。
料理に旨味を付与する他、素材を柔らかくしたり、荷崩れを防止したり、
味の浸透性を良くしたりする効果があります。
「合成清酒」:清酒同様の風味はありますが、アルコールを中心に作られているので、
アルコールの香りが強めなのが特徴です。
調理効果についても「清酒」と似ています。
※弊社でよく出ている商品では、清酒タイプS-15 20Lが該当します。

「料理酒・清酒タイプ」:清酒同様の風味はありますが、他の2つと違い食塩が含まれています。
元から塩が入っているので、塩を多く使う料理などに向いているという事です。
勉強会では、あさりの酒蒸しにして違いを実感させていただきました。
食塩が含まれている「料理酒・清酒タイプ」は食塩が入っていて、塩辛いという感想がちらほら
聞こえて来ました。笑
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3)その他 キング醸造さんおすすめ商品
「日の出 クッキングワイン」
「日の出 クッキングワイン赤」

1Lタイプの加塩のクッキングワインです。
ワインは開封すると酸化が進んでしまうので、1Lタイプは重宝されているそうです。
もちろん、弊社でも取り扱い致しております!!
という事で今回はキング醸造さんの勉強会の内容をお届けしました。
ずっと何となくでやり過ごして来たことを教えていただけたので、
今後の業務にしっかり活かしていきたいと思います!!
商品の取り扱いや疑問点等ございましたら、ご気軽にお問い合わせ下さい。
よろしくお願い致します。