先日、株式会社フードケアさんにお越しいただき、とろみの勉強会をしていただきました。
「そもそも、とろみって何なのか」
「どう違うのかイメージ出来ない」
「実際にとろみを作ったことがない」
そんな社内の声をもとに開かれた今回の勉強会。
嚥下障害とは何かというところから、実際にとろみをつけるところまで丁寧に教えていただきました!
そもそも、とろみは何故必要なのでしょう。
教えていただいた事を早速ブログに書いてみます(笑)
食べ物や飲み物を口の中に入れ、胃まで送り込む働きを『摂食嚥下』と言います。
この働きが上手く機能しない状態を『摂食嚥下障害』。
この『摂食嚥下障害』によって、食べ物を上手く飲み込めなかったり、誤って気管に入ったりする事で肺炎を引き起こす事があります。
この場合の肺炎は『誤嚥性肺炎』と呼ばれ、高齢者の方で増加しています。
とろみは、そんな『誤嚥性肺炎』を引き起こさないような役割を担っています。
とろみの主な役割は、2つ。
①まとまり感を出すこと
食塊を形成して、移動を助ける
②粘性を高めること
咽頭への流入スピードを抑える
とろみをつける事で、より安全に食べ物や飲み物を胃まで送り込む事が出来るというわけなのです。
しかし、とろみは強すぎても危険!
ベトベトなとろみは、口の中に残ってしまい細菌が付着。
それが肺に入ると肺炎になるリスクを引き起こしてしまうのです。
ここまでの説明を聴いていると、「とろみを付けるのって難しそう・・・」
そう思われる方も居られるのではないでしょうか。
ブログ担当もちゃんと出来るのかめちゃくちゃ不安になりました(笑)
ですが、お茶や牛乳・オレンジジュースにとろみ剤を入れて混ぜるだけ!
※牛乳やオレンジジュースは、とろみがつくまで時間が掛かるので、
少し時間を置いて再度かき混ぜると上手にとろみがつけられるようです。

参加した皆さん、とても楽しそうにとろみを付けていました。
童心に還る人続出。笑
楽しみながら商品に触れられたのではないかと思います!!
個人的にも、とろみを実際につけた事がなかったので具体的にイメージしやすくなりました。
今後の業務にも活かしていきたい所存です。
というわけで、弊社では様々なメーカーさんのとろみ剤をお取り扱い致しております!!
お気軽にお問い合わせ下さい(^^*)!!
よろしくお願い致します。